我が家では太陽光発電を2023年8月25日から使用を始めて、1か月が経過しましたので収支報告をしたいと思います。
しかし8月の収支は5日ほどしかないので、省略して9月分の太陽光発電の収支から発表したいと思います。
先に結論から言うと
となりました。
オール電化の家でこの電気料金はすごくないですか!?
ちなみに、太陽光発電を設置する前の2022年9月の電気料金は11643円だったので比較すると
太陽光発電を設置する前と比べると実質電気料金は1万円近く節約になりました。
昨今は電気料金が爆上がりしているので、この金額はなかなかに効果があると感じました。
ここからは、詳しい内訳と実施している節電対策(エコキュートの裏技)を紹介したいと思います。
太陽光発電の設置を悩んでいる方は、我が家での事例になりますがぜひ太陽光発電の設置の参考にしてみてください。
太陽光発電の設備情報
我が家では、タイナビという太陽光発電無料一括見積サイトから紹介された業者で施工しましました。
その内訳はこちらです。
となっております。
詳しい見積もり内容は過去の記事をご覧ください。
蓄電池は設置するかどうか、コストの面で悩みましたがまだ小さな子供がいるので災害対策をメインとして設置しました。
ここ数年、全国的に災害(特に大雨による水害)が多くなってきている印象があるからです。
太陽光パネルのみの見積もりと比べ蓄電池を設置したことにより、工事費100万円増とおおきな出費増となりましたが、今では停電の心配なく安心して生活できています。
我が家の家族構成・電力使用状況
まず我が家の家族構成と電力の使用状況を紹介しますので、太陽光発電を検討するにあたってご自身の家庭環境と比べてみてください。
・30代の夫(会社員)と妻(パート)・未就学児の子供1人の3人家族
・平日の日中は全員外出している
・12~4月頃は積雪のある東北の田舎に在住
・オール電化住宅
・リビングにエアコン(200v)あり。
・1~3月は石油ストーブを使用する(外気温が-○℃になるとエアコンが霜取り運転で止まるため)
・給湯器はエコキュート(太陽光発電システムを設置してからは、日中に沸かしている)
・東北電力 オール電化向けの電力料金プラン
となっています。
本当にどこにでもいるような一般家庭だと思います。
現在の買電電力単価(日中)は35円(深夜)23円で・売電単価は16円となっており、深夜電力単価よりも売電単価の方が安いので自家消費した方がお得となっています。
オール電化で一番電力を消費するものは給湯器の、「エコキュート」だと思います。
そのため、今までは電気料金単価の安い深夜にエコキュートを稼働させていたのですが、今では昼頃に稼働するように設定しています。
その方が、発電した電力を売電するよりもお得になるからです。
ちなみに、ほとんどのエコキュートは日中に稼働するように設定できないのですが、ちょっとした裏技でありまして
「時間設定を変更する」
といった方法があります。この方法で、どのメーカーのエコキュートでも日中に稼働させることが出来ます!
我が家では6時間ほど遅らせて設定しています。もし、沸かしている間に曇ったりして発電量が足りなかったときは、蓄電池から放電していますので昼間の電力を買電することはあまりありません。
この節約方法は9月の中頃に思いつき実施を始めました。
収支情報
それでは、いよいよ我が家の太陽光発電の収支情報を報告したいと思います。
初めてグラフ等で情報をまとめたので、分かりにくいかもしれませんがご了承ください。
太陽光発電電力の使用状況の内訳
まずは、太陽光発電で発電した電力の使用状況の内訳を紹介いたします。
こちらは、9月1日~9月30日のデータとなっています。
9月(9月1日~9月30日) | ||
発電量 | 444.1kwh | |
消費電力量 | 52kwh | |
蓄電量 | 130wh | |
売電量 | 243kwh | |
買電量 | 186kwh |
分かりやすく、ざっくりとまとめると
- 自家消費した電力(消費電力+蓄電)=約30%
- 売電した電力(発電-自家消費電力)=約40%
- 買った電力(十分に発電・蓄電できなかった時)=約30%
となっております。
曇りや雨の日は十分に発電することが出来ず買電していますが、ほとんどが深夜電力での買電なので電力料金は安く済んでいます。
晴れた日で十分に発電出来た日は、日中の自家消費と蓄電池への充電で買電することなく1日中を過ごせた日も多くありました。
天気のいい日は、蓄電池も100%充電できるから完全電力の自給自足が出来ている日もあるよ
午前の10時ごろには蓄電池が満タンになるから、その後は売電もできているよ。超お得!
発電量のシュミレーションとの比較
メーカーからの発電シュミレーションと実際の発電量との比較はこちらになります。
発電シュミレーションの値 | 実際の発電量の値 | 差 |
394.0kw | 444.1kw | +47.1kw |
と実際の発電量の方が47.1kw多いうれしい結果となりました。
9月の電力料金の内訳
次に、電力料金の比較を紹介したいと思います。
電力料金は8月29日~9月26日の検針となっており、上記の太陽光発電の電力使用状況のデータとのズレがありますが、日単位での比較が難しいため電力料金請求月で比較したいと思います。
それでは「2023年9月の電力料金の内訳」はこちらになります。
基本料金 | +1667円60銭 |
昼間電力料金(単価35円60銭)電力量 12kwh | +427円20銭 |
夜間電力料金(単価28円48銭)電力量 174kwh | +4955円52銭 |
燃料費等調整額(単価-12円47銭) | -2319円42銭 |
再エネ発電促進課賦課金(単価1円40銭) | +260円 |
合計請求金額 | +4990円 |
売電電気料金(単価16円) 電力量 243kwh | -3888円 |
実質の電力料金(請求額-売電料金) | +1102円 |
となりました。
太陽光発電を設置して初めての電気料金ですが、こんなにも安くなるなんて驚きました。
特に節電を意識したわけではなく、むしろ今年は残暑がひどく9月でも暑い日が多かったので、エアコンもよく使用していました。
太陽光発電設置前と後の電気料金の比較
最後に太陽光発電を設置する前の2022年9月と比較してみようと思います。
設置前(2022年9月) | 設置後(2023年9月) | |
電力使用量(昼間) | 149kwh | 12kwh |
電力使用量(夜間) | 238kwh | 147kwh |
売電料金 | 0円 | 3888円 |
電気料金 | 11508円 | 4990円 |
実質電気料金 | 11508円 | 1102円 |
差額 | -10406円 |
となりました。
設置前と比べて1万円近く節約できたことになります。
オール電化住宅で電気料金が実質1102円で済んだのは太陽光発電システムを設置したならではだと思います。
今年は残暑がひどくて冷房も使う時もあったけど、特に気にすることなく使用したよ
現代ではエアコンなしでは生活できないくらい暑くなるよね。
まとめ
ここまで閲覧ありがとうございました。
今回、初めての太陽光発電システムを設置してからの電気料金でしたがかなりの電気料金の節約になりました。
正直いうと
「太陽発電システムを設置しても大して効果なかったらどうしよう」
と不安がありました(笑) その不安をかき消す結果となり大変うれしく思います。
しかし、これからの季節は日が短くなるので、だんだんと発電しなくなっていくと思います。
さらに寒くもなってくるのでエアコン等で暖房も利用するので電気の使用量も増加するでしょう。
毎年秋・冬と電気料金が高くなるので、いくらでも電気料金の節約になるよう太陽光発電システムに期待したいと思います。
今後も毎月の太陽光発電の収支報告をしたいと思いますので、ご興味のある方はぜひ見に来てください!
太陽光発電を設置を検討している方は、無料で利用できる太陽光発電無料一括見積サイトをご利用ください。見積もりのみであればどれも無料で利用できるサイトです。
決して訪問販売の営業マンとは契約してはだめですよ。必ずボッタクってきます
では
へばな~(@^^)/~~~
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