【2024年2月】我が家の太陽光発電システム収支報告!!

2024年

我が家では自宅の屋根に太陽光発電システムを設置し2023年8月25日から使用を開始しました。

8月は使用開始してから5日ほどしかないので省略し、9月から収支を記録し約6か月が経過しました。

私の住んでいる地域では2月が一番寒く天候も荒れる日が多いので、生活する上で辛い時期となります。

特に連日のように吹雪に見舞われるようなこともあるので、外出を控えることもあり子供と遊びにも行けず休日は悶々として過ごしていました。自分が遊びたいだけだけど(笑)

それでは、2024年2月の我が家の太陽光発電システムの収支報告を発表したいと思います。

収支発表

買電電力料金-売電電力料金=実質電力料金
11,498円 ー2,528円 =+8970円

となりました。

太陽光発電を設置する前の2022年2月の電気料金は26,048円だったので比較すると

太陽光発電システム設置前との比較

太陽光発電設置前-太陽光発電設置後=差額
26,048円 -8,970円  =-17,078円

となっており、太陽光発電を設置する前と比べて実質電気料金は約17,000円以上節約となりました。

冬は相変わらず日照時間が短いうえに、太陽光パネルに雪が積もると日が出ていても発電量は少なくなります。

しかも、気温が低いので太陽光パネルに積雪があるとなかなか溶けずに残っています。

そのような悪条件で十分な発電が見込めなくても夜間電力で充電した蓄電池が節約に大いに活躍してくれています。

昼間電力を買電する量が少なくなるのでかなり違ってきます。

また、ほかの月と違って太陽光発電システム設置前の電気料金が高いので、電気料金の差額が大きくなり節約効果がはっきりと結果に出てきました。

ここからは、このような収支結果となった詳しい内訳を紹介したいと思います。

こちらは前回の1月の太陽光発電の収支報告となります↓

太陽光発電システムの設置を迷っている方は、我が家での事例となりますがぜひ参考にしてみてください。

もし、もう太陽光発電システムの設置を検討している方は必ず「太陽光発電無料一括見積サイト」をご利用ください。

見積依頼のみであれば「完全無料で利用できます。

しかし、1つのサイトだけ登録すると地方によっては紹介される業者の数が少ないかもしれません。

なので、なるべく多くの業者と比較するために3つのサイトに登録する方がいいと思います。

(ちなみに私は最終的にこの中のタイナビという太陽光発電一括見積サイトで紹介された業者と契約しました)

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我が家の太陽光発電の設備容量・基本情報

当ブログを始めてご覧になる方もいらっしゃると思いますので、まずは我が家の太陽光発電の設備容量と家族構成や電力の使用環境などを、紹介したいと思います。

最初に太陽光発電の設備容量と工事金額を紹介します↓

太陽光発電の設備情報

・太陽光パネル 長州産業Bシリーズ 4.27kw
・蓄電池 Nichicon 全負荷タイプ  7.4kw

・合計工事金額 225万円

詳しい見積もり内容は過去の記事をご覧ください↓

コスト面からあまり設置する方が少ないように感じる「蓄電池」を太陽光パネルと一緒に設置しています。

蓄電池を設置したことにより、太陽光パネルのみの見積もりから100万円工事費が増加してしましました。

しかし、近年では災害(特に大雨による水害)が増加しているように個人的には感じているおり、まだ小さな子供もいるので安心して生活が出来るようにと災害対策として蓄電池を設置しました。

そのおかげで、今では停電を心配することはありません!

太陽光発電で蓄電池を充電すれば電気代の節約にもなります。(現在は売電するより自家消費した方がお得なため)

現在は料金単価が夜間電力は28円売電電力が16円。だから発電電力は売電するより消費したほうがお得になるよ!!

次は私の家族構成・生活スタイルと大まかな電力の使用環境です↓

・30代の夫(会社員)と妻(パート)・未就学児の子供1人の3人家族
・平日の日中は全員外出している
・12~4月頃は積雪のある東北の田舎に在住
・オール電化住宅
・リビングにエアコン(200v)あり。
・1~3月は石油ストーブを使用する(外気温が-○℃になるとエアコンが霜取り運転で止まるため)
・給湯器はエコキュート(太陽光発電システムを設置してからは、日中に沸かしている)
・東北電力 オール電化向けの電力料金プラン

となっています。

どこにでもいるような普通の家庭だと思ます。

オール電化住宅で一番電力を消費する機器は給湯器の「エコキュート」だと思います。

我が家では、今まで料金単価の安い夜間の電力でエコキュートを稼働させていましたが、2023年11月現在では夜間電力よりも売電電力の方が安いので、昼間にエコキュートを稼働させています。

エコキュートのリモコンから「時刻の設定」を調整すればお湯を沸かす時間帯を昼間にずらすことが出来ます。(我が家では6時間遅く設定しています)

太陽光発電を設置した際はぜひ試してみてください。

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収支情報

それでは、いよいよ我が家の太陽光発電の収支情報を報告したいと思います。

私なりに、グラフや表を使って情報をまとめましたのでぜひご覧ください!

太陽光発電電力と買電電力の使用状況の内訳

こちらは2月1日~2月29日の太陽光発電電力と買電電力の状況をグラフにまとめてみました。

今年から太陽光発電電力の内訳を「消費・蓄電・売電」で買電電力からの内訳を「消費・蓄電」と細分化して表してみました。

特に前回までは、蓄電池への充電状況が太陽光発電からの充電なのか?買電からの充電なのか?が一緒に表していて解らなかったので

太陽光発電から充電を「蓄電」買電からの充電を「充電」と表しています。

 2月(1~29日)
発電312.84㎾
消費電力157.52㎾
蓄電11.78㎾
売電143.54㎾
買電492.13㎾
充電141.45㎾
消費電力350.68㎾

発電量は先月(1月)の337.75kwと比べると-24.91kw減少していました。

メーカーのシュミレーションした発電量と実際の発電量を比べると

メーカー予想の発電量実際の発電量発電量の差
379kw312kw-67kw

メーカーの予想と大きく外れ実際の発電量は少ない結果となりました。

メーカーの予想より少ない発電量となったのは2023年12月と合わせて2回目となります。

メーカーのシュミレーションは単純にその地域の例年の日照時間から計算されます。

でも実際には日が出ていても太陽光パネルが積雪で覆われているとほとんど発電しません。

今月は連日のように雪が降っていたり、気温が低いのでパネルの積雪がなかなか溶けずに残っていました。

このような環境だったのでメーカーの予想とは違って実際の発電量が少なくなったのだと思います。

また、発電電力のほとんどは消費電力で消費しており蓄電池に蓄電するほどの余力がない状態でした。

日中に消費電力の多い「エコキュート」を稼働させていることが原因ですが、発電した電力だけでは賄えないので夜間に蓄電池を100%まで充電した電力も利用しています。

こうすることにより、エコキュートを日中に稼働しているにもかかわらず単価の安い夜間電力で沸かしていることと同じ状態になるのでお得になります。

また、低い気温に弱いエコキュートを気温の上がる日中に稼働させることによりエコキュートの効率アップにもつながっているかと思います。

このような夜間電力を利用しての蓄電池への充電設定は、発電量が少ない3月まで続ける予定です。

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2月の電気料金の内訳

電力料金は1月29日~2月26日の検針となっており、上記の太陽光発電電力の使用状況のデータの集計時期とズレがありますが、日単位での比較が難しいため電力料金請求月で比較したいと思います。

それでは「2024年2月の電力料金の内訳」はこちらになります。

基本料金 +1667円60銭
昼間電力料金(単価35円60銭)電力量 ~52kwh +1851円20銭
夜間電力料金(単価28円48銭)電力量 428kwh+12,189円44銭
燃料費等調整額(単価-10円24銭)-4,881円60銭
再エネ発電促進課賦課金(単価1円40銭)+672円
合計請求金額+11,498円
売電電気料金(単価16円)  電力量 158kwh2528円
実質の電力料金(請求額-売電料金)+8970円

となりました。

我が家では毎年の2月は2番目に電気料金が高い月となっています(1位:1月 2位:2月 3位:12月)

1月と同様に気温が低く天候も荒れることが多く暖房機器や凍結防止のヒーター等の稼働が多いためだと思われます。

今月も発電量は少ないのに電気の使用量は多いといった環境で、実質電気料金が約9,000円と真冬にもかかわらず1万円を切ったのには驚きました。

おそらくここまで電気料金が安く済んだのは、蓄電池の存在が大きく影響しています!

現在は夜間電力で100%充電して昼間に使用しています。

これにより単価の高い昼間電力を買電する量が少なくなるので電気料金の節約につながっていると思います。

また、もしもの時のために蓄電池の残量が20%残るように設定しています。

このように設定しておけば大雪や吹雪などの災害時に停電も起きても安心です。

停電すると暖房に使うエアコンやヒーターは当たり前ですが、石油ファンヒーター等のストーブも使えなくなるからです。

 

電気が使えれば後は食料と水があれば避難所じゃなくて自宅で過ごすことができるね!

余談ですが、私が3.11の大震災の際にあらゆる暖房器具が使えず辛い思いを経験しましたので教訓にしています。

内閣府防災情報:特集 東日本大震災

もしもの時は電源を必要としない「対流型石油ストーブ」というものがあります。

これは太陽光発電システムを設置している、設置していないにも関わらず保有していてもいいかもしれません。

冬の停電時や災害時だけでなくキャンプなどでも使用している方も多くいます。

対流型ストーブはこのほかにも様々な形やサイズがあるのでご自身に合ったものを調べてみてください。

点火には乾電池が必要とありますが、ちょっとした裏技があってライターやマッチなどでも点火することが出来ます。

下記の動画は違う形のストーブですがやり方は一緒です。対流型ストーブを購入した場合実践してみてください。

この対流型ストーブは音もなく動作しますのでうっかり天板に触れて火傷しないように気を付けてください。

私は子供の頃にこのストーブでお尻をジュ~と焼きました(笑)

また、使用する際は換気を必ず行うようにしてください。

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太陽光発電システム設置前と設置後の電気料金の比較

太陽光発電を設置する前の2022年2月と比較してみようと思います。

設置前(2022年2月)設置後(2024年2月)
電力使用量(昼間)345kwh52kwh
電力使用量(夜間)589kwh428kwh
売電料金(電力量)0円-2528円(158kw)
電気料金+26,048円+11,498円
実質電気料金+26,048円+8,970円
差額-17,078円

となりました。

例年と比べると約17,000円の電気料金の節約ができました。

相変わらず発電量は少ないままですが、蓄電池の活用により電気料金はかなり抑えられました。

電気の使用量が増える真冬に電気料金が1万円を切る価格になったのは驚きました。

現在の電気料金はウクライナとロシアの情勢や円安の影響などで石炭やガスなどの価格が高騰したことが原因により高騰しています。

政府はこのような事態を見て電気料金の「激変緩和措置」を導入しました。

経済産業省 資源エネルギー庁:電気・ガス価格激変緩和対策事業HP

この制度は2024年5月まで実施する予定で電気代の一部が補助され、家庭や企業の負担が軽減されています。

このほかにも各電力会社も電気料金プランの価格の見直しを行い、我が家で契約しているオール電化向けの料金プランも激変しました。

オール電化向けの料金プランの特徴の安かった夜間電力の料金単価が2.5倍近く値上がりしたのです。

理由としてはメガソーラーなどの太陽光発電の普及が伸びたことにより昼間は電力が足りるようになったが、逆に夜間の電力が足りなくなったことによる影響だそうです。

 

値上げの原因だと言っていたウクライナ情勢や円安のことと関係ないじゃん!

と思いましたが逆らっても変わらないので仕方ありません(´;ω;`)

今後は「激変緩和措置」の終了や「再エネ発電賦課金単価」の高騰で、さらに電気料金の値上げが起きることが予想されています。

関西電力:優しく学べる!再生可能エネルギー HP

現在はこのような状況なので「電気を買わない!」といったことが一番の電気料金の節約方法です。

電気を買わないで生活するためには、太陽光発電システムを設置するしかないと思います。

太陽光発電システムを導入した場合としない場合では長期間で見ると差が大きく出てくるでしょう。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

短い日照時間とパネルへの積雪により発電量は少ないですが、蓄電池が大いに活躍してくれました。

真冬の時期の実質の電気料金が約9,000円に抑えられたのすごいと思いませんか!?

蓄電池を設置することにより昼間の買電を抑えられるので電気料金の節約にもなりますし、災害や悪天候などによる停電にも対応できます。

なので蓄電池を設置する価値は大いにあると思います。

これから太陽光パネルの設置を検討している方!

現在太陽光パネルのみ設置している方!

FIT制度が終了して発電した電気を売電から自家消費に利用しようと検討している方!

は蓄電池の導入を検討してみてもいいと思います。

今後も毎月の我が家の太陽光発電の収支報告をしたいと思いますので、興味のある方はまた見に来てください。

また、記事の内容やブログが皆さんにとって分かりやすいよう、見やすいように改善していくつもりなのでよろしくお願いいたします。

太陽光発電を設置を検討している方は、無料で利用できる太陽光発電無料一括見積サイトをご利用ください。見積もりのみであればどれも無料で利用できるサイトです。

決して訪問販売の営業マンとは契約してはだめですよ。必ずボッタクってきます

では

へばな~(@^^)/~~~

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